若松競艇場は、福岡県の洞海湾近くにあるレース場です。

インが有利な条件が揃っているオーソドックスな水面というイメージを持っている人が多いのではないでしょうか?

しかし、調べてみると意外と知られていない様々な特徴がありました。

今回は、若松競艇場の特徴とそれを活かした予想方法、若松競艇場を得意としているおすすめの選手を紹介します。

潮と風の影響を受けやすいイン有利が特徴のレース場

若松競艇場の特徴として「潮と風の影響を受けやすい」といった点が挙げられます。

洞海湾の入り組んだ奥側に位置していますが、水質が海水なので潮の満ち引きによる水位の変化があります。

潮位自体はさほど大きくありせんが、干満による潮の流れは発生します。

若松競艇場の構造では、2マーク側から潮が出入りします。

満潮時には潮溜まりになり1インコースが有利な状況が生まれます。

一方、干潮から満潮に向かう時は、2マークから1マーク方向への追い潮となります。

若松競艇場に慣れていない選手がスタートでバラつくのは、この追い潮が原因だと言われています。

微風ではイン有利は変わらず、風速が強くなると2~5コースの1着率が上がる

風速が3m以内の微風であれば、イン有利は変わりません。寧ろ、向かい風1~3mの場合は、逆にイン勝率・信頼度がアップします。

追い風1~2mのインコース1着率は、「60%」前後を維持しています。

しかし、追い風が3m以上になるとインコースの1着率は徐々に下がっていき、風速5m以上の強風

では1着率が「50%」程度となります。

追い風時に台頭してくるのが「2コース」で風速3mを超えると1着率が上昇していきます。

若松競艇場で追い風が吹くと1マークでインコースのターンが流れやすくなる事から2コースの差しが決まりやすくなるので狙い目です。

一方、向かい風は風速3mまでは、無風や追い風時と比べるとイン勝率は高くなります。

しかし、風速5mを超える強風が吹くとインコースの1着率は「50%」以下まで下がります。

向かい風が強くなると3~5コースのセンター勢の1着率が上昇すると覚えておきましょう。

1コースの逃げは平均程度、決まり手は抜きが全国上位

2020年の全レース場の決まり手出現率を比較してみると、若松競艇場の逃げは「54.9%」と平均より若干高い「11位」でした。

大村・徳山・芦屋といったインが強いと言われるレース場のようにバンバン逃げが決まるという事は珍しく、1日で見ると半分のレースで逃げが決まるかどうかといったレベルです。

  • 差し「11位」
  • まくり「15位」
  • まくり差し「17位」

と逃げ以外の決まり手の多くは全国平均を下回っていました。

しかし、抜きの出現率は「8.0%」と全国平均の「7.2%」よりも高く全国「4位」という高順位でした。

抜きでの1着の多いコースは「6>3>2>5>4>1」となっています。

6コースの抜きの多さに目を奪われがちになりますが、4コースの抜きの低さが際立ち結果となっていました。

他のレース場よりも道中での順位の入れ替わりが起きやすい事を頭の片隅に置いておくと役に立ちそうです。

総合的な1着率と連対率はオーソドックス

競艇・ボートレースは内側に近い艇が有利となっています。

しかし、レース場によっては2コースよりも外側のコースの方が1着率が高い場合も稀にあります。

若松競艇場のデータを見ると、1着率と連対率は内側の艇から高いといったシンプルな数値となっていました。

シンプルで予想がしやすい事から、2020年の2連単・3連単の平均払戻金額は平均を下回っています。

平均以上のイン勝率に加えて、内側の艇が勝率が高くなっているので初心者向きのレース場でもあります。

企画レースはイン勝率と信頼度が大幅アップ

若松競艇場では、5Rと8Rに企画(シード)レースが組まれています。

どちらも、若松競艇場の平均よりイン勝率が大幅に高いといった共通点があります。

5R 進入固定戦隊ゴーレンジャー→1・2・4号艇にA級選手+進入固定戦

8R エイトビート→1号艇にA級選手+2・3号艇にA級が配置される事が多い

1号艇にイン勝率が高いA級選手が配置されている事で、1着を狙いやすくなっています。

また、複数名のA級選手が出走するので本命(人気)決着となる事が多い傾向があります。

しかし、A級選手に人気が集中しやすく、A級選手が着外になると配当が跳ね上がる事も珍しくありません。

予想の基本は風と潮

若松競艇場の予想は「風と潮」が基本となります。

レースの直前情報で風向きと風速を必ず確認しましょう。

イン勝率・逃げ出現率が全国平均より高いからといって1号艇を軸に舟券を買っていると痛い目に遭う可能性が高くなります。

状況に合わせて軸を絞っていく事が若松競艇場で勝つためのポイントと言えるでしょう。

1号艇は無風~向かい風3mの時に軸となる

1号艇が軸となるレースの基本は、「無風~向かい風3m」です。

また、潮の流れは追い潮ではなく、向かい潮の方がさらに信頼度がアップします。

向かい風で追い潮や追い風で向かい潮といった風と潮の方向が合わなくなると水面が荒れやすいからです。

また、若松競艇場に慣れていない選手は、1マーク2マークの旋回でのミスを挽回する事が難しい事から、地元選手や当地成績の良い選手が1号艇の方が無難です。

向かい風は内側の艇が強く、追い風になると2・4コースに注意

風速3mまでの向かい風は、インコースや内側の艇の勝率が高く基本は「1-23-○」となります。

2号艇3号艇のスタートが極端に遅れない、4~6号艇にA級やモーターの良い選手がいない限りは、2着を2艇まで絞る事が出来ます。

向かい風4mまではイン信頼でも問題ありませんが、5mを超えるとガクッと信頼度が下がるので他の艇の1着を検討します。

その際も内側の艇有利の状況はあまり変わりませんが、2号艇3号艇の1着率にあまり差がないといった点に注意してください。

また、向かい風は、まくり・まくり差しが決まりやすくなります。まくり・まくり差しを得意とする選手の有無を確認しましょう。

一方、追い風は風速2mまでがイン信頼です。追い風の特に注意したいのが「2号艇の差し」です。

追い風が吹くと差しが決まりやすくなり、風速3mを超えると2号艇の1着率が上昇します。

決まり手もやはり差しの出現率が上昇している事から、追い風が吹いている時は2号艇の選手の得意な決まり手をチェックする事を忘れないようにしてください。

また、風速が5mを超えると3号艇5号艇の1着率が大幅に下がるといった特徴があります。

2号艇は緩やかな追い風が吹いている時と同様に1着率や連対率を維持しているので舟券に絡む可能性が高くなります。

さらに、4号艇の1着率も上昇しているので4号艇の強襲にも注意しなければいけません。

同じ偶数艇の6号艇の勝率も上昇しますが、積極的に1着を狙える数値ではないので参考程度にしておきましょう。

強い追い風時は、3号艇5号艇の1着率は下がりますが、連対率はそこまで下がりません。

1着になる可能性は低くなりますが、舟券に絡む可能性は残るといったイメージです。

意外と忘れがちレースの時間帯に注意

若松競艇場は、ナイター開催のレース場です。

前半レースと後半レースでは、気温の差が大きくなります。

日が沈む前の日中の温かい気温と日が沈んだ後の涼しくなった気温では1着率が異なります。

競艇・ボートレースのモーターは、気温が低い方が出足が良くなると言われています。

実際に、1コースの1着率は日没の後半レースの方が5%程度高い傾向があります。

購入するレースの時間帯でイン勝率の信頼度が変わる事を忘れないようにしましょう。

若松巧者は寺田祥選手と茅原悠紀選手

若松競艇場でおすすめの選手は山口支部所属「寺田祥選手」と岡山支部所属「茅原悠紀選手」の2人です。

寺田選手は、2017年開催のSGボートレースメモリアルで準パーフェクトでの優勝や2020年開催のBBCバトルトーナメントでオール3連対での優勝と大舞台で活躍しています。

若松競艇場の勝率が「8.43」と驚異的な成績を残しています。

寺田選手の大舞台での活躍により少し印象が薄くなりがちですが、若松巧者として最も勝率が高いのが茅原選手です。

勝率は「8.60」と寺田選手の上をいきます。また、3優出3優勝と優勝戦まで駒を進めた時の安定感の良さも魅力となっています。

一方、女子選手では「長嶋万記選手」が好成績を残しています。

女子選手の中で唯一、勝率「8.03」と8点台の勝率を維持しています。

今回紹介したおすすめの3選手が若松競艇場で出走する際は要チェックです。

まとめ

福岡県に位置する若松競艇場は、海水面で潮と風の影響を受けやすいといった特徴があるレース場でした。

風向きや風速によって、有利になるコースが変動する事から、直前情報を確認する事が大切となります。

また、ナイター開催特有の気温差等の忘れがちとなる点にも注意が必要です。

若松競艇場と相性が悪い、予想方法が分からないと困っている方は、今回の記事を参考にしたレース結果・展開予想をしてみてください。