瓜生正義選手は、競艇・ボートレース界のエースとして第一線で活躍している選手です。

2021年現在までにSG優勝回数が10回と所属する福岡支部の中でもトップの成績を残し、多くの選手の憧れの存在となっています。

今回は、瓜生正義選手の特徴やエピソードをまとめてみました。

瓜生正義選手の基本情報

瓜生正義選手は、1976年3月5日生まれ福岡県飯塚市出身です。

競艇選手としての登録番号は「3783」、登録期は「76期」で現在もA1級として活躍している原田幸哉選手や魚谷智之選手と同期となっています。

初レース・デビューは、1995年5月の若松競艇場の一般戦で結果6着でした。

追加斡旋ではありますが、デビューから約1年半で福岡開設44周年記念競走にてG1デビューを果たしています。

デビューから3年でG1初優勝、SGの常連となる等、競艇選手としてエリート街道を歩んできた選手でもあります。

全コースから安定した着順が狙える!瓜生正義の特徴

瓜生正義選手のレーサーとしての特徴は「偏りがなく全てのコースで舟券に絡む」といった点です。

一部のA1級選手のように何かに突出しているという事はありません。しかし、全ての技術が高水準となっています。

瓜生選手成績1

瓜生選手成績2

20年以上の長期間で見た成績で見ると、1コース1着率が64.7%と1コースに関しては全選手の平均より10%程度高い程度です。

しかし、2~6コースの1着率が他の選手よりも高くなっています。

1着率が10%を下回る人も多いアウトコース(4~6コース)でも、17~25%とかなり高い数値を叩き出しています。

成績から考えると瓜生選手は、「モーターの善し悪しに関係なく大崩れをしない」「モーターが良ければどのコースからでも1着を狙える」といった2つの特徴が見つかりました。

近年(2020年5月1日~2020年10月31日)の成績から見ると、「インコースの勝率が高くアウトコースの勝率が低い」という特徴があります。

長期間で見た時の書くコース1着率と比べると5コース・6コースからの1着率がかなり低くなっています。

しかし、インコース(1~3コース)の1着率を見ると、全盛期ではないか?と感じる程の安定感があります。

特に、1コースの1着率と連対率は同じ期間の他の選手と比べるとかなり高い数値となっています。

長年トップレーサーとして活躍してきた瓜生選手ですが、現在も腕に衰えを感じる事はありません。

得意不得意な決まり手がない自在タイプ

瓜生選手は、得意不得意な決まり手がない「自在タイプ」の選手です。

差し・まくり・まくり差しと全ての決まり手でしっかりと1着を獲る事が出来る高い技術と経験を持っています。

2コース進入時は、差しが多いイメージを持っている人も多いですが、トップタイミングでスタートを決めて1コースの選手を捲れる時はしっかりとまくりで1着を獲っています。

しかし、平均スタートタイミングが「0.15」前後と全選手の平均と同じぐらいなので、まくりより差しを試みる回数が多くなっています。

瓜生選手自体の得意な決まり手よりも、1コースや両隣のスタートタイミングの早さ等からレース展開を予想する方が無難なのかもしれません。

道中の抜きが多い選手

得意不得意な決まり手がない瓜生選手ですが、「抜き」が多いといった特徴があります。

スタート直後の1マークで先頭に立つ事が出来なくても、2マーク以降で先頭の艇を抜いて1着を獲る高い技術と冷静な判断力があるという事になります。

道中の抜きでの1着も偏りなく全コースで獲っている事から、節間の成績やモーター連対率が良い時は舟券に絡む可能性が高くなります。

スタート事故は少なく年に1回程度

スタートタイミングが特別早い選手ではないので、スタート事故が少ない事も瓜生選手の特徴の1つです。

審査期間に1回はフライングをする選手が多い中、瓜生選手は1年を通して1回あるかないかといったレベルです。

近年で最もスタート事故が多かった2015年でも1年で3回となっています。

活躍している期間の長さから考えるとスタート事故は少ない部類の選手となります。

また、1年を通してSG・G1に出場する事が多いので一般戦よりもグレードの高い大会でスタート事故をするといったイメージを持っている人が多くなっています。

戸田競艇場だけが苦手

レース場別の成績を見てみると全24場のうち戸田競艇場だけが勝率「7.00」付近となっています。

2番目に勝率の低い江戸川競艇場と尼崎競艇場の勝率が「7.30」付近だという事を考えると戸田競艇場の勝率の低さが目立ちます。

1着率も戸田競艇場のみ「20%」を下回っています。瓜生選手自体は苦手意識がなくても、戸田競艇場に出走する際は注意が必要です。

戸田・江戸川競艇場の勝率が悪い事から「荒れ水面が苦手なのか」と考えましたが、そうではないようです。

戸田・江戸川と同じ荒れやすいレース場として有名な平和島競艇場は、寧ろ得意としています。

一方、地元福岡を始めとした九州地区の成績は、かなり安定していると言えます。

九州にあるほとんどのレース場の通算勝率は「7.50」を越えています。しかし、若松競艇場のみ少し勝率が低い傾向があります。

また、東日本地区では、先程挙げた平和島以外にも蒲郡競艇場で高い勝率を維持しています。

瓜生選手の舟券を購入する時は、レース場との相性の良さも考慮すると舟券の的中率が向上するかもしれません。

SG10回優勝の実力者!瓜生選手のエピソード

瓜生選手は、1回でも優勝する事が難しいと言われているSGを10回優勝しています。

2020年7月には通算2000勝を突破していたりとデビュー時から衰える事なくA1級トップレーサーとして活躍し続けています。

そんな瓜生選手は、デビュー前の本栖研修所で行われた本栖リーグで6戦中6回の優出6回の優勝、勝率「8.65」2連対率「84%」という驚異的な数字を叩き出して天才の片鱗を見せつけました。

また、福岡支部のエースで知名度が高かった事から、2012年には瓜生選手のキャッチフレーズの募集キャンペーンが行われました。

その結果、瓜生選手の名前をもじった「正義のヒーロー」というキャッチフレーズが選ばれる事になりました。

まとめ

以上が、福岡支部のエースで多くの選手の憧れとなっている瓜生正義選手の特徴・エピソードです。

瓜生選手は、SG通算10勝や通算2000勝突破という輝かしい経歴を持っています。

全コースで安定した着順を残せる経験や道中で他の艇を抜く旋回力の高さ等、バランスの良さが瓜生選手の特徴です。

相性の悪い戸田競艇場以外では、高い成績を残しています。競艇で手堅く勝ちたい正義のヒーロー瓜生選手が出場するレースに注目してみてはいかがでしょうか。