全24場あるレース場の中で特にインが強い事で知られています。

また、インコースだけではなくスロースタートの内側の艇の成績が良いといった特徴も有名です。

今回は、下関競艇場の特徴をまとめると同時に、特徴を活かした予想のコツも紹介します。

下関で思ったように舟券が当たらない、勝てていないという人は是非、読んでみてください。

瀬戸内海に面したイン有利なコースレイアウトが特徴

下関競艇場は、瀬戸内海に面した海水のプール型レース場です。

一昔前までは、1マーク周辺にうねりが発生していましたが、2017年の

ナイター開催に移行する時にうねり対策が行われ現在は発生しなくなりました。

うねりがなくなった事と潮の影響が少ない事から、穏やかな静水面だと言われています。

競走水面の特徴として「インが深くなり過ぎない」といった挙げられます。

ピットから2マークまでの距離が173mと全24場の中で2番目に長くなっているので、進入隊形自体は崩れやすくなっています。

しかし、前付けをした選手をブロックしても、他のレース場より長めに助走距離を確保する事が出来ます。

インが助走距離をしっかりと助走をつけられるといった点も下関のインが強い理由の1つです。

また、日没前から点灯する「LED照明」も下関の特徴として有名となっています。

他のレース場よりも高い位置に照明が設置されている事や明るいLEDを使用している事で「最も明るいナイター場」だと言われています。

日が沈んだ後の下関は、大時計が見やすい・乗りやすいレースだと発言している選手も多くいます。

瀬戸内海に面していて常に風が吹いている

瀬戸内海に面している下関は、1年を通して常に風が吹いているレース場です。

無風状態でレースが行われた時のデータはほとんどありません。

下関で予想をする時は、風が重要になります。

下関の風の特徴として「セオリーが使えない」といった点が挙げられます。

風のセオリーとは、向かい風はインコースの信頼度が下がり、センターコースの信頼度が上がる

追い風はインコースと2コースの差しの信頼度が上がり、センターコースの信頼度が下がるといった内容です。

この風のセオリーは、応用出来るレース場が多いので知らなかったという人は覚えておきましょう。

しかし、残念ながら下関では風のセオリーは使えません。

公式ホームページの水面特徴にしっかりと記載されています。

また、下関では向かい風・追い風よりも「横風」に注意が必要となります。

夏はバックストレッチ側から、冬はスタンド側から横風が吹く事が多く、スタートライン付近で風向きが急に変わる事も珍しくありません。

風向きが変わりやすい風を意識し過ぎた選手は、スタートが遅れやすくなります。

下関を走り慣れていない選手は、注意が必要となりそうです。

決まり手は逃げの出現率が全国上位

下関の決まり手の出現率を見ると、「逃げ」が最も多くなっています。

逃げ出現率は「58.8%」と全国平均の「53.1%」を大幅に上回っていて全国で5番目の好成績です。

逃げの出現率を見ただけでも、下関がイン有利の水面である事が理解出来ます。

逃げ以外の出現率は以下となります。

  • 差し→出現率「13.0%」全国13位
  • まくり→出現率「11.4%」全国20位
  • まくり差し→出現率「9.5%」全国19位
  • 抜き→出現率「6.4%」全国18位
  • 恵まれ→出現率「0.8%」全国12位

逃げ以外の決まり手の出現率は、軒並み全国平均以下です。

強いて挙げるのであれば、差しが少し多いかな?といった感じです。

下関のレース展開を予想する時は、1コースの逃げを中心に内側艇の差しが基本となりそうです。

コース別1着率は1・5コースが全国上位、注目は2着3着率

2020年のコース別1着率を確認すると、1・5コースは全国上位となっていました。

1コース1着率は「62.3%」と全国平均「56.5%」よりも高くなっています。

1着率で注目となるのが「5コース」です。

1~3コースが有利だと言われている下関で全国8位という好成績を残していました。

出現率自体は「5.8%」と内側のコースに及びませんが、条件が揃えば高配当を狙う事が出来そうです。

一方、2着3着率では、2~4コースが全国上位を獲得していました。

この結果からも、下関が内側コースが有利だという事が分かります。

1着率全国上位だった5コースですが、残念ながら2着3着率は全国平均を下回っているので、積極的に舟券に絡めるのは出来そうにありません。

公式ホームページの情報量が豊富

ボートレース全体の公式ホームページにある出走表を見て予想している人も多いと思います。

しかし、おすすめは下関の公式ホームページにある出走表です。

情報量が2倍以上も変わってくるからです。

下関が用意した出走表は、一般的な情報に加えて、全国近況・下関過去3節や枠番別成績、さらにモーター履歴といった情報も公開されています。

ボートレース公式の出走表では知る事が出来ない、あると便利な情報が詰まっているので下関で予想をする際は、下関の公式ホームページを利用するようにしましょう。

下関の企画レースは3つ

下関でも他のレース場と同様に企画(シード)レースを開催しています。

  • 1R シーモ戦→1号艇のみA級選手
  • 5R 進入固定戦→1・4号艇にA級選手
  • 7R ふく~る戦→1号艇+他2艇にA級選手

と、企画レースの全てで1号艇にA級選手が配置されています。

イン勝率の高い選手を1号艇に乗せる事で、1着を予想しやすくしています。

実際に、下関の企画レースは、本命決着が多い傾向があるので競艇初心者の人に向いているとも言えます。

また、この企画レースによって多少下関の1コース1着率が押し上げられていると考えれています。

下関の予想はイン逃げを軸に内側艇を相手に選ぶ

インコース1着率・勝率が全国上位の下関では、イン逃げを軸にするのが無難です。

また、各コースの2着3着率を考えると1号艇の相手探しは、基本的に「2~4コース」から選ぶ事になります。

2着候補として最有力となるのが2コースです。

イン逃げが決まる時は、後続は内側の艇から続く確率が高く、さらに下関の2コースは差し構えになる事が多い事が理由として挙げられます。

差しでの1着を狙った2コースがそのまま2着3着に残る事が下関では多くなっています。

1号艇1着時の2着率は2コースが最も高いといったデータもあります。

2コース以降も「3→4→5コース」と2着率が高くなっています。

モーターや選手間の腕に大きな差がなければ、イン逃げ時は「1-23-○」が本線となります。

風向きでレース展開の考え方は変える

2着候補が2~4コースなのは変わりませんが、風向きによってレース展開が異なります。

一般的に、センター勢のまくり・まくり差しが増える向かい風ですが、下関では2・4コースのまくりと3コースのまくり差しが増えます。

2コースのまくりが増えるといっても、基本は差しで考えて問題ありません。

2コースの選手が差しよりもまくりを得意としている時のみ、2コースがまくりに行く展開を考えます。

2コースが差しではなく、まくりを選択するとターンマーク付近に広めのスペースが生まれます。

その生まれたスペースを差せる艇が2着候補の最有力に変わります。

3・4コースの選手の過去の決まり手出現率を参考にして当該コースの差し・まくり差し確率が高い選手を2着に選びます。

まくるために握ってターンした2コースは、ターンが膨らみやすいので2着になる可能性が下がるので、3着止まりと考えられます。

2コースまくりで2着になるためには、好モーターを持っている事が最低条件となります。

一方、追い風の時は、2コースがまくりに行く可能性がガクッと下がるので2コースが2着候補の最有力となります。

差し構えになった2コースは2着率も上昇します。

3・4コースにA級選手やまくりで内側の艇を抜ける好モーターを持っている選手がいない場合は、2着を2コースのみに絞ってもそれなり的中しそうです。

平均配当が低いので購入点数は絞る

下関の1コースや内側の艇が強い・有利なのは、競艇ファンには常識です。

自然と3連単「1-23-全」の組み合わせが人気となります。

下関は、3連単の平均払戻金額が全国17位と低くなっています。

イン逃げ舟券で購入点数を増やし過ぎるとトリガミになる可能性が高くなります。

3連単でイン逃げを買う時は、6~8点程度に抑える事を意識しましょう。

1号艇の信頼度が低い時は、風に合わせて2~4コースの1着を狙う

モーター成績が悪い等で1号艇の信頼度が高くないレースは、風に合わせて2~4コースを軸にします。

向かい風の時は、2~4コースまで1着率が横一線となっているので、モーター・選手の腕の良し悪しで判断する必要があります。

2~4コースのまくり展開になると予想した場合は、各選手のスタートタイミングに注目すると良いでしょう。

一方、追い風の時は2コースの差しだけ警戒すれば良いので少し予想が楽になります。

追い風時の1号艇以外の1着率は、2コースとその他のコースで少し差があります。

また、追い風が吹くと1マークで1コースのターンが流れて差すスペースが生まれる等、2コースが勝ちやすい条件が揃っています。

1号艇の選手の差され率が高いと2コースの信頼度は、さらに上昇します。

下関では地元「白井英治選手」が大活躍

下関を得意とする選手の中で最もおすすめとなるのが、地元山口支部所属「白井英治選手」です。

下関勝率「8.75」と驚異的な成績を維持しています。

地元下関では、G1タイトルを3つ獲得しているといった点でも相性の良さが伺えます。

白井選手は、状況に合わせて最適な決まり手を選択出来る判断能力と技術力の高さが魅力です。

さらに、地元水面なので厄介な横風にも慣れています。

下関では不利となる4~6コースでも1着を狙えるおすすめの選手となっています。

また、若手選手の中では、福岡支部所属「仲谷颯仁選手」も注目です。

下関勝率ランキングの多くは、ベテラン勢がランクインしています。

その中で唯一、若手としてランクインしているのが仲谷選手です。

下関勝率「8.60」と白井選手に次ぐ勝率の高さで2位ランクインしています。

若手しか出場しないルーキーシリーズ、あまり勝率の高くないベテラン勢をレースをする時の仲谷選手は、要注目です。

下関勝率ランキングを見ていると、地元山口支部や近くの福岡支部所属の選手が多くなっています。

東日本支部よりも西日本支部の選手の方が下関との相性が良いのかもしれません。

まとめ

下関競艇場は、インが強いや内側の艇が強いと言われていましたが、しっかりと数字に現れていました。

また、風のセオリーが使えなかったり、5コースの1着率のみ全国上位だったりと少し変わった特徴もありました。

下関で予想をする時は、イン逃げで2・3コースの2着残りが基本となります。

そこから、風や選手の特徴を加味する事が下関で勝つためのコツとなっています。

今まで下関で勝てなかったという人は、今回紹介した特徴や予想のコツを活かしたレース結果・展開予想を試してみてください。