・安定板大雨や強風等、天気が荒れ波が高い時に装着する板。安定板はU字型でモーター下部に取り付けます。
取り付ける事で荒天時のレース中の事故を防ぐ等、安全性が向上します。
トップスピードが遅くなるといった特徴があり、安定板使用時はインが有利になると言われています。

・行き足
スタート直後から1周目1ターンマークまでの加速の事を指します。
「行き足が良い」は、他の挺よりスタートから1ターンマークまでの加速が早いという意味で使用される事が多くなっています。

・一般戦
開催されている大会で最も賞金が低い大会の事を指します。
出場するレーサーに制限がありません。

・インコース イン逃げ
インコースは1コースの事を指します。競艇・ボートレースでは最も有利とされているコースとなっています。
イン逃げは、1コースの選手が第1ターンマークの最内を最初に旋回して他の挺に抜かれる事なく1着となる決まり手の1つです。

・ヴィーナスシリーズ
選手登録16年以下の女性レーサーのみが出走出来る一般戦です。
平成25年までは「女子リーグ」という名称でした。

・エースモーター
各レース場が所有しているモーターの中で最も成績が良いモーターです。
2連対率が40%を超えるモーターを優良モーターと呼ぶ事もあります。

・A級(A1級A2級)
A1級は、全レーサーの上位20%しかなれないトップレーサーのクラス(級)です。
A1級の選手はG1やSGといった賞金の高い大きな大会に出られる等のメリットもあり、平均年収は約3300万円と言われています。
A2級は、A1級の選手を除いた上位20%がなれるクラスです。
A2級になると斡旋数やG3G2等のレースへの出場機会が増えます。平均年収は約1800万円と言われています。

・SG
「スペシャルグレード」の略。全ての大会の中で最も上位に位置づけられている8個の大会の事を指します。
年末の「グランプリ(1億円)」「グランプリシリーズ(1700万円)」を除く全ての大会の優勝賞金が3000万円オーバーと賞金も破格となっています。
出場するためのハードルも高く全レーサーがSG出場・優勝を目指しています。

・大時計
「発走信号用時計」が正式名称です。各レース場のスタンド中央に設置されていてスタートライン手前40mラインの中央を向いています。
2分前表示灯・1回転1分の白針・1回転12秒の黄針と大きさや仕様が統一されています。

・カド
スタート時、ダッシュスタートの1番内側にいる挺です。

・キャビる
「キャビテーション」を起こした挺の事を指します。
キャビテーションは、走行中にプロペラが空転状態になり推進力がなくなりスピードが落ちてしまいます。

・決まり手
1着になった挺が勝った方法・勝ち方です。
決まり手は、逃げ・差し・まくり・まくり指し・抜き・恵まれの6種類となります。

・記念レース
G1以上の大会の事を指します。
2020年現在は、年間50回前後開催されています。

・コース別勝率
各レーサーのスタートコース別の勝率です。

・今節
競艇・ボートレースは最大7日間でレースが開催されていてその期間の事を「節」と呼びます。
今節は、当該レースの開催期間の事を指します。

・3連対率
各選手の3着以内に入る確率です。

・差し
決まり手の1つです。1周1ターンマークで先にターンした挺の内側を突き抜ける戦法を指します。
差しを行うには、前の挺の引き波を超えるモーターパワーが必須と言われています。

・先マイ
他の挺よりも先にターンマークを旋回する事です。
先マイする事で引き波をお越し、後続の挺よりレースを有利に運ぶ事が出来ます。

・事故 事故率
スタート時のフライング・出遅れ、妨害失格、転覆・落水・沈没・不換装等の事を指します。
各事故は点数があり、事故点の合計を出走回数で割った数字が事故率となります。
事故率は少ない方が良く、級別審査期間の事故率が0.70を超えるとB2に降格します。

・進入隊形
待機行動中のコース取りを負えスタートラインに向かう際のスタートコースやスタート方法を表現法です。

・進入固定競争
出走する挺全てが枠番通りにスタートコースに進入する事が義務付けられているレースです。
進入固定競争の場合は、出走表や番組表に予め記載されています。
また、スタートコースが枠番と異なる場合や3対3の隊形にならなかった場合はピット離れからやり直しになります。

・準優勝戦
予選の得点率上位者が出走するレースです。
一般的には上位18選手で3レースが行われ、各レースの上位2名が優勝戦に出走する事になります。

・所属支部
各選手が所属している地域です。

・失格
スタートした後の各選手に対する判定です。
危険な転舵や周回方向、タイムオーバー、転覆・落水・沈没も失格となります。
フライング・出遅れ・欠場とは異なり、失格になった挺があっても舟券の返還はありません。

・師弟
養成所を卒業した選手が地元の先輩レーサーに指導を受けたり世話になる事を「師弟関係」と呼びます。
絶対に師匠を見つけなければいけない、弟子を取らなければいけないというルールはありません。

・周回展示
展示航走の1つです。本番レース前に旋回や直線の伸びをファンや舟券の購入者に見せます。
周回展示後には、展示タイムが発表され舟券予想の重要な要素の1つとなっています。

・周年記念
各レース場の開設○周年を記念して開催されるG1大会です。
毎年各レース場で1回開催されています。住之江ボートレース場では「太閤賞」と呼ばれていて、各ボートレース場で呼び方が異なります。

・出走表
各レースに出走する選手が記載された表です。
各選手の勝率やモーター・ボートの連対率、節間成績といった情報が記載されています。

・賞金王
年間で賞金を最も多く獲得した選手に送られる称号です。

・勝率
各選手の着順点の合計と出走回数を割った数字です。
勝率の数字は10.00に近ければ近いほど好成績となります。
SGでは着順点に2点増し、G1G2は各1点増し、各優勝戦はさらに1点増しとなっています。

・スター候補レーサー
スター選手育成制度に選ばれた選手の事を指します。
登録6年以内でA2級以上の「トップルーキー」と登録5年以内の「フレッシュルーキー」があります。

・スロースタート
スタート前の助走が約150m以内になるスタート方法です。
枠なり3対3では内側3挺のみが行いますが、前付け等があった場合は全挺オールスロースタートになる事もあります。
ダッシュスタートとの対義語です。

・スタートライン
各レース場のセンターポールの中心線と大時計文字盤の右端を結んだ線です。

・スタート展示
レース前に行われる展示航走の1つです。
各選手は本番を想定してピット離れからスタートまでを行う競艇の予想では欠かす事が出来ない直前情報でもあります。
スタート展示ではなかった前付けが本番レースであったり、スタート展示であった前付けが本番レースであったりとスタート展示と本番レースが異なる場合もあるので注意してください。

・スタートタイミング
各選手のスタートタイミングの早さ・遅さを数値化してものです。「ST」と記載される事もあります。
スタート0秒を基準としていて、その誤差を100分の1秒単位で表しています。
A級のトップレーサーの平均スタートタイミングは「0.15」前後です。

・スタート事故
フライング(F)や出遅れ(L)の事です。
スタート事故が起きたレースは、スタート事故を起こした挺が絡んでいる舟券の返還が行われます。

・全速ターン
旋回(ターン)時にスロットルレバー(車でいうアクセル)を放さず握ったまま旋回を行う行為です。
現在ほぼ全ての選手が習得している旋回技術ですが「今村豊選手」が第一人者です。

・前検日
レース開催の前日に行われる前日点検の実施日です。

・節一
開催している大会中に最も良い仕上がりになっているモーターの事を指します。

・責任 責任外
スタート事故やレース中の失格が選手の責任なのか、選手外の責任なのかを判定したものです。
他の挺が原因による失格の場合は責任外となり、減点されずに済みます。

・ダッシュスタート
待機行動中にスタートラインから出来るだけボートを遠ざけて長い助走距離を取るスタート方法です。
基本的には4コース以降のアウトコースの挺が行います。
スロースタートの対義語です。

・体重
競艇では体重が軽ければ軽い程有利になります。過酷な減量・無理な減量により選手が健康を損なわないように最低体重が決められています。
2020年現在は、男性選手52kg、女性選手47kgで最低体重より軽くなると不足分を重りで調整してレースを行う事になります。

・待機行動
ピット離れからスタートするまでの時間を指します。
選手は、待機行動中にコース取りやスタート方法を決めなければいません。選手同士の駆け引きが見られます。
待機行動中は細かなルールがあり、違反すると減点となります。

・ダンプ
旋回時に先行している挺に突っ込み相手を飛ばし自分の着順を上げる旋回方法です。
ダンプする事が当たり前の時代もありましたが、現在ではラフプレイと見られファンから嫌われる事もあり、積極的にダンプを行う選手はほとんどいなくなりました。
また、ダンプで行い不良航法・妨害と判断されると失格になります。

・着順
レースで欠場・失格にならずに決められた時間内にゴールした順番です。

・着順点
一般戦では、1着10点2着8点3着6点4着4点5着2点6着1点、優勝戦ではこれに1点が加算されます。
また、SGでは各2点、G1G2では各1点も加算します。

・直前情報
レース直前のデータを指します。
展示航走で計測された展示タイムや風向き風速を直前情報と呼ぶ場合もあります。

・チルト
ボートにモーターを取り付ける際の角度の事です。
取り付ける角度が小さいと出足が良くなり、角度が大きくなると伸びが良くなります。
レース場によって使用出来る角度は異なりますが、ほとんどの場合は「-0.5、0度、0.5度、1.0度、1.5度、2度、3度」です。
各レースのチルト角度は直前情報や場内アナウンス、場内に設置されているモニターで発表されます。

・ツケマイ
まくりの種類の1つです。
内側の挺にピッタリと付き、ターン時に先に旋回してスピードやパワーで内側にいる挺を抑え込む戦法です。

・出足
モーターの加速の良し悪しを指します。
「出足が良い(ある)」というのは力強くトルクのあるモーターだという事です。

・展示タイム
展示周回の2周目バックストレッチ側の直線150mのタイムです。
タイムが早いと直線の伸びが良いという事になります。

・展示航走
レース直前に行わるスタート展示・周回展示の総称です。
予想の参考や選手・モーターの調子の良し悪しを判断する事が出来ます。

・展開
スタート直後から1周目第1ターンマークまでの選手の攻防・駆け引きの事です。

・出遅れ
レーススタート時に大時計が0秒を指してから1秒以上遅れてスタートした際のスタート事故です。
フライング同様に出遅れをした挺の舟券は全額返還されます。

・当地勝率
選手が出走するレース場での選手の勝率です。
全国勝率より高ければ得意なレース場、低ければ不得意なレース場だと判断する事が出来ます。

・登録番号
全選手に割り当てられた4桁の選手番号で数字が小さい程選手歴が長いベテラン選手となります。

・ドリーム戦
SG・G1等の初日の最終レースに行われるメインレースです。
ドリーム戦に出場する選手は、大会に出場する選手の中から記者や施行者によって決められています。
また、一般戦等でも初日の最終レースをドリーム戦と呼ぶ場合もあります。

・ナイターレース
14時半頃~21時前の時間帯に行われるレースです。

・握る
現在の競艇では、ターンマークを全速で旋回する時に使用される用語です。

・逃げ
決まり手の1つです。
インコースの挺が1周目第1ターンマークで最初に旋回してそのまま他の挺を振り切ってゴールする事を指します。
「イン逃げ」と呼ばれる事も多いです。

・2連対率
各選手の2着以内に入る確率です。

・入場料
ボートレース場に入場する際に支払う料金です。基本的には100円となります。

・抜き
決まり手の1つです。
1周目第2ターンマークより後に前の挺を抜いて1着と取る事です。

・伸び足
モーター・ボートの直線の良さ。選手が伸びの良し悪しを伝える際に使用する事が多いです。

・番組
各レースでの選手の組み合わせです。

・バックストレッチ
レース場の正面スタンドの反対側(のストレート)です。

・早見
出走表・番組表に記載されている1日に2回出走する選手の前回・次回のレース番号です。

・B級(B1級B2級)
B1級は、全種のA1級A2級を除いた上位50%が該当するクラスです。B1級は上位と下位の選手の実力の差に開きがあります。
B2級は、A1級A2級B1級以外の選手です。新人選手や出走回数が少ない選手、怪我等で復帰したばかりの選手となります。

・ピット離れ
レース前にピットに待機しているボートが出走の合図で発信する事です。
待機行動中のコース取りはピット離れの早さが重要となります。

・引き波
ボートが走った後に残る波です。
引き波の中はボートが操縦しにくくなったり、減速してしまいます。

・プロペラ
モーターに取り付けられている2枚羽根です。「ペラ」と呼ばれる事もあります。
以前は選手が自分で用意していましたが、現在は、モーターに備え付けられているプロペラを自分好みの形に叩いて使用しています。

・フライングスタート
大時計が0秒から1秒になる間にスタートラインを通過するという競艇・ボートレース独自のスタート方法です。

・フライング
大時計が0秒を指すより前にスタートラインを超えるスタート事故の1つです。
出遅れと同様に、フライングした挺が絡む舟券は全額返還されます。

・深イン
前付け等でインコースの挺の助走距離が短くなった状態の事を指します。
助走距離が短くなればなるほど、インコースは不利になります。

・返還欠場
フライング・出遅れをした選手がレースをやめて欠場する事です。
返還欠場した選手に関する舟券は全額返還されます。

・返還
フライング・出遅れで購入した金額が戻ってくる事です。
スタート事故は全額返還されますが、スタート後の転覆・落水・エンストは返還の対象外となっています。

・平均スタートタイミング
各選手のスタートタイミングの平均値です。「平均ST」と記載される事も多くあります。

・ボートピア
場外舟券販売場です。舟券を購入出来るだけではなく、モニターの設置や食堂といった設備も用意しています。
現在では「ボートレースチケットショップ」に呼称が統一されています。

・ホームストレッチ
各レース場の正面スタンド側(のストレート)を指します。

・放る
握っているスロットルレバー(車でいうアクセル)を放して減速をする事です。
スタート事故やレース中のアクシデントを回避するための技術です。

・本体整備
モーターの「シリンダーケース」「ピストン」「ピストンリング」「クランクシャフト」といった部品を整備する事です。

・前付け
ピット離れからスタートまでの間に、自分の枠番よりインコースに入ろうとする戦法です。
前付けが成功するとインコースを取れるといったメリットがある一方、助走距離が短くなるのでスタートが難しくなるといったデメリットもあります。

・まくり
決まり手の1つです。
2~6コースの挺がスピードを落とす事なく1周目第1ターンマークで内側の挺を外から抜いて1着を取る事です。

・まくり差し
決まり手の1つです。
3~6コースの挺が1周目第1ターンマークでいくつかの挺をまくり、さらに先行しようとした挺を指して1着を取る事です。

・回り足
綺麗に旋回するために必要な要素です。
回り足がある(強い)場合は、綺麗に旋回しやすくレースの主導権を握りやすくなります。
一方、回り足がない(弱い)場合は、旋回時に挺が外側に流れて内側を差されやすくなります。

・万舟
1万円以上の配当金がついた勝舟投票券です。

・恵まれ
決まり手の1つです。
先行している挺がフライング等でレースから離脱し、その後ろを走っていた挺が1着になる事です。

・モンキーターン
旋回技術の1つです。
ボート上に立ちながら旋回します。旋回半径が小さくなる、ターンが鋭くなる、速いターンが出来るといったメリットがあります。

・休み明け
フライング等の罰則で一定期間レースが出来なかった選手の久しぶりのレースで使用される用語です。
斡旋停止期間を終えた状態の事を指す場合もあります。

・優出
予選・準優勝戦を勝ち抜いて優勝戦に出走する事です。

・優勝戦
大会の優勝者を決めるレースです。
予選や準優勝戦で得られる賞金よりもさらに大きな賞金を獲得出来るチャンスとなっています。

・予選
競艇・ボートレースの予選は出場する約50人の選手で予選を行います。
ポイント制で成績を争い、準優勝戦に進みます。基本的に準優勝戦の枠番は予選の成績が反映されます。

・ルーキーシリーズ
登録6年未満の若手選手のみが出場出来る一般戦です。
平成25年までは「新鋭リーグ戦」という呼称でした。

・枠主張
待機行動中に前付け等の他の選手のコース取りから自分の枠のコースを守る事です。

・枠なり進入
待機行動で内側から「123456」と枠番通りに進入した状態の事を指します。

・枠番
出走する際に選手に割り当てられる挺番です。
1号艇は1枠、6号艇は6枠となります。