競馬のプロはどのような予想を立てるのか?

公営ギャンブルの競馬は、ほとんどの人のトータル収支がマイナスとなっています。

しかし、競馬をしている人の中には競馬で得たお金だけで生活しているプロ馬券師も存在します。

多くの人が負けている競馬で勝つには何が必要なのか、気になっている人が多くいます。

今回は、競馬で生活をしている馬券師の考え方と馬券の買い方を紹介します。

プロ馬券師は投資のような買い方をする

競馬で負けている人のほとんどが「競馬はギャンブル」「負けて当然」だと考えています。

しかし、プロ馬券師の人はギャンブルではなく、競馬はお金を増やすための「投資」だという考えで馬券を購入しています。

投資も未来(結果)が分からないので損をする事がある等、ギャンブルと似ている点も多々あります。

しかし、投資はギャンブルとは異なり「運」に頼らないといった違いがあります。

確かに多少は運の要素も絡みますが、情報や経験を駆使する事で出来るだけ運に左右される事を回避します。

一見運の要素が強いように見える競馬もしっかりと予想する事で的中率と回収率を安定させる事が可能です。

プロ馬券師は自分の収支を把握する

ほぼ全ての馬券師の人は、自分の収支をしっかりと把握しています。

株や為替といった一般的な投資を行う際に自分の軍資金や今までの収支を記録・把握していないという人はいないと思います。

株や為替が競馬に変わっただけなので馬券師の人も同様です。

1レースごとに「馬券の方式」「購入点数」「購入金額」「収支」をきっちりと記録しています。

また、馬券師の人の中には「なぜ、その馬を軸に選んだのか」「レース展開・結果を見た後の反省点」まで忘れず記録している人も珍しくありません。

現在の自分の状況をすぐに確認出来るようにしっかりと収支を把握しておきましょう。

競馬のプロは期待値のある馬券だけ購入する

競馬の平均回収率は約75%となっています。毎レース100円賭けると25円損をする計算なので続ければ続けるほど、負けが増えていきます。

では、なぜ馬券師の人たちは損をする競馬でしっかりと利益を得ているのでしょうか。
その答えの1つが「期待値」です。

各馬券・組み合わせには「期待値」という物が存在していて、期待値が「1」の馬券は得も損もしない「±0」となります。

期待値が「1」を超えていると得をしやすく、逆に「1」を下回っていると損をしやすいという事です。

馬券師の人は情報を集めて予想をした後に、馬券や組み合わせごとの期待値を計算しています。

どれだけ自信があっても期待値が「1」を超えない場合は、馬券購入を見送るという人もいます。

期待値は、「期待値=馬券の的中率×払戻オッズ」で計算する事が出来るので気になった人は一度計算してみてください。

馬券の的中率で期待値は変動するので人によって必要なオッズも異なります。

また、的中率は馬券の方式別に計算する必要があります。

短期間のマイナスは気にせず長期的なプラスを目指す

競馬は、1番人気の馬が1着になる確率が約30%程度しかありません。それだけでどれだけ当たりにくいか想像出来ると思います。

上記で紹介した期待値のある馬券のみを購入し続けても短期間でマイナスになる事も珍しくありません。

1日や数日で負けたからといって負けを取り戻そうと予定にないレースの馬券を購入するとさらに傷口を広げるだけです。

競馬は短期間では負ける事があると割り切って長期的にプラスを目指す事が重要です。

期待値のある馬券を購入する回数(試行回数)を増やしていく事に集中しましょう。

プロの買い方は無駄がない

馬券師の人が大切にしているのが「無駄を減らす」という事です。

競馬での無駄とは「ハズレ馬券」です。ハズレ馬券は、お金が増えないだけではなく負債が増える等、良い点が1つもありません。

ハズレ馬券を買う頻度を減らすだけでも的中率と回収率の向上に繋がります。

無駄を減らすといっても極端に購入点数を減らすのではなく、レースに最適な馬券・購入点数を選ぶ事を意識する必要があります。

荒れそうなレースは回避する

出走表を見て少しでも「荒れそうな予感」があれば、そのレースでの馬券購入は見送ってください。

荒れそうと感じるという事は、普段より買い目が増えるという事です。

さらに、荒れるというレースは予想が難しいという事でもあります。予想が難しいレースでの

勝負は勝率が悪くなりがちで回収率が大幅に下げる原因にもなります。

雨が強い・強風が吹いているといった天気が悪いレースや雨でコースが泥濘んでデコボコになっている荒れやすいレースは回避した方が無難です。

馬券師の人は、勝負をするレースを絞っている人がほとんどです。

予想に自信があるレースがない場合は1日で1回も馬券を購入しないという人も珍しくありません。

馬券師の人は「自信がないレースは当てる買うだけ無駄」と考えています。

自信がないレースで馬券を購入するぐらいなら、そのレースに使うはずだった軍資金を自信のあるレースに回した方が得だからです。

自信のあるレースにより多くのお金を賭けられるようになると当たった時のリターンも増えるのでより効率的に期待値を稼げます。

レース前日からしっかりと予想して自信のあるレースを選別してください。

プロの馬券師は3連単をあまり購入しない

競馬の馬券の中で最も売上が高いのが3連単です。3連単は当てるのが難しくなっていますが、当たった時の配当金が馬券の中で最も高いといった特徴があります。

しかし、馬券師の人の多くは3連単よりも他の馬券で利益を出しています。

3連単は1~3着に入賞する馬を順番通りに当てる必要があります。1~3着に入りそうな馬の見当がついても順番までは判断出来ないというレースがほとんどなので買い目が増えてしまいます。

それなら3連単を買わずに3連複や馬単といった購入点数を絞りやすい馬券で勝負をします。

的中率よりも回収率を重視する事が大切な競馬ですが、最低限の的中率は必要です。3連単よりも期待値が高い馬券があればそちらを購入するのが自然です。

3連単で無駄に購入点数を増やすよりも点数を絞って1点あたりに賭ける金額を増やした方が効率的だという考えです。

毎レース3連単で馬券を購入するのではなく、各レースに合わせた最も期待値が高い馬券を選ぶ事を意識すると良いでしょう。

まとめ

競馬で得たお金で生活をしている馬券師の人の多くは競馬を投資として考えています。

無駄な投資を減らし効率良く利益を得るために、馬券を購入するレースを絞ったり期待値の高い馬券を選んだりといった努力をしています。

今回紹介した考え方や買い方はごく一部ですが、今より競馬で勝ちたいという人は参考にしてみてはいかがでしょうか。