佐賀県唐津市に位置する唐津競艇場は、競艇・ボートレース界のスーパースター峰竜太選手の所属支部として有名です。

基本的にモーニング開催となっているので、朝が苦手だという人にはあまり馴染みがないレース場かもしれません。

今回の記事では、唐津競艇場の特徴や予想方法のポイントに加えて、おすすめの注目選手も一緒に紹介します。

モーニング開催の唐津競艇場はインが少し弱い

モーニング開催のレース場として人気の唐津競艇場の特徴として、最初に「イン勝率の低さ」が挙げられます。

2020年の各レース場の逃げランキングでは、全国平均の「53.1%」を下回る「50.6%」の「15位」でした。

1コース1着率も全国平均の「56.5%」と比較すると「54.2%」と若干ではありますが、平均以下となっています。

極端にインコースが弱いわけではなく、どちらかというとインが弱めなレース場だと言えるでしょう。

競走水面が広く全速のスピード戦がメイン

唐津競艇場は、全国にある24場の中でも特に広いと言われています。

特に、有名となっているのがピットから2マークまでの距離の長さで24場で最も長くなっています。

ピットから2マークが遠いからなのか、ピットアウトからスタートまでの待機時間が他のレース場より長い1分50秒に設定されています。

短いように感じる10秒ですが、10秒あれば隙をついて枠番より内側を取る事も可能となります。

実際に、唐津は他のレース場と比べると前付けが起きやすいといった特徴があります。

淡水プール型水面なので潮の流れや満ち引きはない

海と面しているレース場の多くは、海水面で潮の流れや満ち引きがあります。

唐津競艇場も唐津湾や松浦川から近い位置にあります。

しかし、唐津湾や松浦川を使用した水面ではなく、淡水のプール型水面なので潮の流れや満ち引きが発生する事はありません。

風が増やすくレースに大きな影響が出やすい

唐津の特徴で忘れてはいけないのが「風」です。

レース場の北側に唐津湾と虹ノ松原、東側に鏡山がある事で常に風が吹いていると言っても過言ではありません。

年間レースの50%が追い風、40%が向かい風、無風状態は残りのたった10%となっています。

さらに、唐津は同じ日でも時間帯によって風向きが変わります。

基本的には、午前中の前半レースが向かい風で午後からの後半レースが追い風となります。

唐津のレース結果を予想する際に、数時間前の風情報を使用するのは厳禁です。

出来るだけ直近の風情報を調べるようにしてください。

唐津では風のセオリーが使えない

競艇・ボートレースには風向きや風速によるセオリーが存在します。

しかし、唐津では風に関するセオリーが使えなくなっています。

一般的には、向かい風が吹くとダッシュスタートの4~6号艇が有利になります。

唐津では向かい風が吹くとインの信頼度が上昇します。

風速1~3mの緩やかな向かい風だけではなく、風速5mを超える強風でもあまりインコースの1着率は下がりません。

逆に、インコースに有利だと言われている追い風が吹くとインコースの勝率は下がっていきます。

追い風の風速が強くなればなる程、インコースの1着率が下がり2~4コースのセンター勢の1着率が高くなります。

セオリー通りの予想をすると的中率は下がっていくので、唐津で舟券を買う時は風のセオリーとは逆だと覚えておきましょう。

決まり手は差しと抜きの出現率が高い

唐津は、逃げが全国平均より少し低いだけではありません。

まくり・まくり差しは、全国平均とほぼ同じ数値ですが、差しと抜きは全国平均を大きく上回ります。

差しが決まりやすい理由として、追い風が吹きやすく1マーク旋回後のバックストレッチの内側が伸びるといった点が挙げられます。

また、レース場が広い事から、艇間が広くターン時に差せるスペースが生まれやすいとも言われています。

ほぼ同じタイミングで旋回が終わった際に、内側の艇の方が伸びやすいので抜きの出現率も高くなっています。

2コース1着率が全国上位

差し水面の唐津は、他のレース場と比べると差しが決まりやすくなっています。

最も差しが決まりやすい2コースの1着率が「16.8%」と、全国平均の「14.6%」を上回ります。

差しの出現率と2コース1着率を頭の片隅に置いておくと予想の時に役に立つかもしれません。

一般戦の1~4Rで企画レースを開催

唐津競艇場も他のレース場と同様にグレードのない一般戦で企画(シード)レースを開催しています。

モーニング開催の特性を活かして1~4Rと早い時間帯に企画レースを開催している事も特徴の1つです。

唐津競艇場で開催されている企画レースの内容は以下となります。

  • 1R 朝1戦→1号艇にA級選手
  • 2R モー2ング戦→1号艇と2号艇に主力(注目)選手
  • 3R 3ライズ戦→1号艇と3号艇に主力(注目)選手
  • 4R おは4戦→A級選手3名+B級選手3名

全ての企画レースの1号艇に強い選手が乗っている事から、1着1艇固定をさせやすいといった魅力があります。

基本的にA級選手が本命となるので、A級選手が着外になるだけで高配当になります。

ガチガチの本命狙いをするのか、中穴・大穴で一攫千金を狙うのかプレーヤー自身が選べるようになっています。

唐津の予想は風と2コースが中心

競艇・ボートレースは、インコースが最も有利なので1号艇を軸にレース予想するのが基本となります。

イン勝率が全国平均より少し低い唐津でも基本は同じです。

しかし、1号艇を軸に決める前に確認しておきたいのが「風」と「2コース(号艇)」の2点です。

企画レースは1号艇1着固定で問題なし

1号艇にA級・主力選手が乗る企画レースの場合は、余程の問題がない限り1号艇を1着固定にする事になると思います。

余程の問題とは、節間成績・モーター成績が極端に悪い、展示タイムが同じレースに出走する他5艇より大幅に遅い等が挙げられます。

どれだけ強い(上手い)選手でも、10回に1回程度は1号艇で負ける事もあります。A級・主力選手のイン戦だからといって無条件に信用するのは危険です。

また、企画レースでも2~4RはA級・主力選手が2名以上出走しているので、各選手の比較も忘れないようにしましょう。

向かい風と追い風で狙い目のコース(選手)が異なる

唐津は、基本的には差し水面です。しかし、風向きによって狙い目となるコースは変わってきます。

無風~向かい風3mまではイン信頼で、2コースよりも3・4コースの1着率が高くなります。

また、向かい風になると差しよりもまくり・まくり差しが決まりやすくなるので、センター勢のスタートタイミングや直線タイムに注目しましょう。

さらに、向かい風は2コースの1着率が下がるといった点も忘れてはいけません。

2コース1着率が全国上位なので2コースを舟券に絡めたくなりますが、向かい風の場合は2~4コースの勝率は横並びだと考えましょう。

一方、追い風の場合は、風速3mまではインコース信頼は変わりません。

しかし、2コースの1着率・連対率も上がる事から、本線は「1-2」となります。

追い風が4mを超えるとインコースの信頼度が下がり始め、風速5mを超えると本線は「12-12」と2コースの1着も検討しなければいけません。

決まり手もまくり・まくり差しの出現率が減り、差しの出現率が上がます。

追い風が吹いている時に、2コースに差しが得意な選手がいるレースは注意が必要です。

1号艇の選手が差しに弱い、差されて負ける確率が高い場合は、本線を「2-1」にしても良いでしょう。

2コースの差しが綺麗に決まった場合は、3~4コースの選手はほとんど何もする事が出来なくなります。

2着候補は、1コースと2コースの外側をまくる3コースのみで、「2-13」が買い目となります。

5・6コースが1着になるには、追い風が5m以上の水面が荒れる場合やセンター勢が攻めて展開が向いた時となります。

5・6コースの1着時の決まり手は、最内差しとまくり差しが多い傾向にあります。

風が強くなるとスタートがバラける

短い時間で風向きや風速がコロコロ変わる唐津は、スタートがバラつきやすくなっています。

走りなれている地元選手であれば、レース本番にスタートタイミングを合わせてくる事も多いですが、あまり慣れていない選手はレース本番でもドカ遅れする可能性があります。

レース本番でのスタートタイミングの予想が難しいと感じた場合は、スタート時の助走から1周目第1ターンマークまでの加速を指す「行き足」を重視する事をおすすめします。

地元佐賀支部所属峰竜太選手がダントツの成績

唐津競艇場でおすすめの選手は、地元佐賀支部所属「峰竜太選手」です。

唐津での勝率が「8.86」と驚異的な成績を残しています。

普段は、SGやG1といったビッグタイトルのレースに出場している峰選手ですが、お盆・年末年始やごく稀に地元の一般戦に出場する事もあります。

2020年4月に開催された日本財団会長杯ゴールデンウイーク特選において、6日で10連勝の完全優勝を達成しています。

また、峰選手の弟子の「山田康二選手」や「上野真之介選手」も好成績を残しているので要チェックです。

地元佐賀勢以外でのおすすめ選手は「江口晃生選手」です。

2016年~2018年に3節オール3連対で3連続優勝を達成しています。

唐津での勝率は、峰選手に次ぐ「8.60」の2位と他のレース場であれば1位でもおかしくない数値を叩き出しています。

唐津の斡旋は多くありませんが、江口選手が出走する際は舟券に絡める事をおすすめします。

まとめ

以上が唐津競艇場の特徴・予想方法のポイントです。

イン勝率が少し低いレース場で差しが決まりやすいといった特徴があります。

また、風向きや風速が変わりやすいのでこまめに風情報を調べる事も必要です。

唐津のレース予想は、風と2コースの選手に注目する事で的中率や回収率を向上させられるかもしれません。

唐津との相性が悪い、唐津で安定して勝ちたいと考えている人は、今回の記事を参考にしたレース予想・舟券購入を検討してみてはいかがでしょうか。