競艇・ボートレースには「3連単ボックス」という舟券の買い方があります。

選んだ全ての艇が絡む3連単の組み合わせを全て購入する事が出来る便利な買い方として競艇ファンから人気となっています。

しかし、3連単ボックスは便利ですが注意しないと損をする可能性があります。

今回は、競艇の3連単ボックスの買い方のコツと注意点を紹介します。

3連単ボックスとは?

競艇には1~3着までを順番通りに予想する「3連単(3連勝単式)」という舟券があります。

3連単は数ある舟券の中で最も的中させるのが難しくなっていますが、払戻金額が最も高いといった魅力があります。

しかし、選手の実力やモーターの成績が拮抗していて1~3着の順番を当てるのが難しいレースも数多く存在しています。

そんな時に便利なのが「ボックス買い」です。

1~3着になると予想した選手を3~6艇選ぶと、選んだ艇全ての3連単の組み合わせを購入する事が出来ます。

例えば、
1号艇・2号艇・3号艇の3連単ボックスを購入すると「1-2-3」「1-3-2」「2-1-3」「2-3-1」「3-1-2」「3-2-1」の6点を購入する事になります。

4艇ボックスは24点

5艇ボックスは60点

6艇ボックスは120点となります。

ボックス買いは「1着と2着の着順が逆だったら当たっていたのに!」というリスクを無くせるといったメリットがあります。

3連単ボックスはトリガミの可能性が高くなる

3連単ボックスは、選んだ艇の3連単の組み合わせを全て購入する事が出来ます。

しかし、選ぶ艇の数によってトリガミ(払戻金額が購入金額を下回る)が起きる可能性が高くなります。

3連単ボックス買いで最も購入点数が少ない「3艇ボックス」であればトリガミが起きる事はほとんどありませんが、4艇以上になるとトリガミの可能性がかなり高くなるといった点に注意が必要です。

3艇ボックスでトリガミが起きにくい理由

3連単ボックス買いの中で3艇ボックスのみはトリガミが起きにくくなっています。

競艇の3連単は払戻オッズが6.0倍を下回る事が少ないからです。

極稀に3連単1番人気の払戻オッズが4.0倍前後になっているレースもありますが、そういったレースでは3連単のボックス買いを回避するだけで簡単にトリガミを防ぐ事が可能となります。

4艇ボックスがトリガミになりやすい理由

4艇以上のボックス買いでトリガミが起きやすい理由として、競艇の3連単の払戻金額「~1500円以下」の割合が多いといった点が挙げられます。

3連単の平均払戻金をみると「7000円前後」となっていますが、5万舟や10万舟といった滅多に出ない高額配当も平均に含まれています。

しかし、実際にボートレースの公式サイトで当日の払戻金一覧を見てみるとほとんどが2000円以下となっています。

3連単4艇ボックスの購入点数は24点なので、レース結果が人気の高い組み合わせになるとほぼ確実にトリガミをしてしまいます。

ボックス買いは的中率を向上させやすくなっていますが、トリガミが増え過ぎると回収率が下がっていくというデメリットが存在します。

3連単の4艇以上のボックス買いを続けると的中率は高いのに回収率が低いといったチグハグな成績になります。

3連単ボックスはレース場や状況によって使い分ける

3連単ボックスを多用する場合は「レース場や状況によって使わける」事が必須となります。

どのレース場でも常に3連単ボックスで勝負をしていてもなかなか勝てません。

レース場の特徴とレース状況に合わせて何艇ボックスにするのかしっかりと見極められるようになりましょう。

3艇ボックスが有効な条件

3連単3艇ボックスが最も有効に使えるのが「インコースが強いレース場」「強い選手が限られているレース」です。

インコースが強いレース場で1号艇に強い選手が乗るレースは1号艇を1着軸にする事になります。

さらに、強い選手が限られている場合「1号艇+強い選手」のボックス買いが狙い目となります。

3艇ボックスは広く買うというよりも「本命狙いでちょっとした波乱をカバー」する事を目的にした方が良いでしょう。

人気決着になった場合でもトリガミになりにくいので払戻オッズを気にせず人気選手だけでボックス買いをする事も可能です。

人気選手同士で着順が入れ替わっても舟券が的中する事に加えて、1号艇が1着になるよりも払戻オッズが高くなるといったメリットも得られます。

3艇ボックスを購入する際は、大きな配当を狙うのではなくしっかりと舟券を当てる事を意識するようにしましょう。

4艇5艇ボックスが適しているレースの条件

4艇5艇ボックスは、購入点数が多くなるので「荒れやすいレース場」や「荒れる要素の多いレース」に適している買い方です。

荒れやすいレース場の代表として戸田競艇場と江戸川競艇場の2場が挙げられます。

2場ともインコースの1着率が他のレース場と比べるとかなり低いので3連単の平均配当や払戻金額2000円以上の割合も多くなっています。

実際に、戸田競艇場と江戸川競艇場では3連単ボックスで勝負をするという人が多くいます。

また、荒れる要素が多いレースも4艇5艇ボックスに向いています。

荒れるという事は「払戻金額が高い」という事なのである程度購入点数が多くなってもトリガミをする可能性が低くなります。

荒れる要素として「強い風が吹いている」「1~3号艇に強い選手がいない」等が挙げられます。

競艇は風の影響をモロに受けるという特徴があります。

強い風が吹いていたり、雨が強く視界が悪かったりという悪天候の時は荒れる傾向があります。

4艇5艇ボックスで勝負をしたくなった時は荒れやすいレース場の荒れる要素が多いレースを探すと良いでしょう。

6艇ボックスは基本的には買う必要はない

6艇ボックスは、購入すれば必ず当たります。

3連単全て120通りの組み合わせを購入する事になるからです。

しかし、6艇ボックスは最低でも1万2000円が必要となり、100%的中する代償として高い確率でトリガミになります。

「どの艇が来るかわからないけど絶対に荒れる!」という確信があり確実にレースが荒れる時以外は購入する必要がありません。

万が一、6艇ボックスで万舟を的中させても100~200倍程度の払戻オッズでは大きく儲けられないといった点に注意してください。

基本的に6艇ボックスは買う必要がないと覚えておきましょう。

まとめ

便利で使い勝手の良い3連単ボックス買いですが、使用するタイミングによっては舟券が的中しても損をしてしまうという注意点があります。

しかし、ボックス買いの特徴を把握して、適切なレース場・状況で使用する事で回収率を向上させる事が可能です。

普段は、ボックス買いのコツが分からずに躊躇していた人は今回の記事を参考に3連単のボックス買いに挑戦してみてはいかがでしょうか。